はじめに
今回は、物欲のコントロール方法について、ご紹介します。
皆さんは今、何か欲しい物はありますか?
物欲をコントロールするには、欲しい物と必要な物を明確に区別することが大切です。
欲しい物と必要な物の違い
欲しい物と必要な物の違いについて、考えていきます。
必要な物というのは、生活に欠かせないものが該当します。
具体的には、以下のものが挙げられます。
①人として生きるために欠かせないもの。
例)住居や食料、服など。
②持っていないと困るもの。
例)スマホやエアコン、電子レンジ、冷蔵庫、洗濯機など。
③時間短縮になるもの。
例)食器洗浄機や自動掃除ロボット、電動歯ブラシなど。
これらは、買う価値があるものと考えられます。
注意点として、上記で挙げたものは、必要最低限の機能を持つものであり、
必要以上に高価なもの(贅沢品)は除きます。
次に、欲しい物とは、上記で挙げた「必要な物」以外を指します。
例えば、趣味で集めている物や外食、ブランド品、サービス代などがあります。
必要な物と欲しい物を区別するメリット
必要な物と欲しい物を区別することで、お金の使い方が変わります。
なるべく必要な物の支出割合を増やし、欲しい物の支出割合を減らすことを意識できれば、
浪費は少なくなっていきます。
また、無駄なモノを買わなくなるので、部屋が散らかったり、モノの処分に困ることが
減っていきます。
欲しい物を減らすコツ
具体的な欲しい物を減らすコツをご紹介します。
私が普段、実践している方法は、以下の3つです。
①所有するモノの数を制限する。
②本当に欲しいものか時間をおいて判断する。
③既に所持している代用品がないか考える。
①所有するモノの数を制限する。
同じ役割を持ったものは1つあれば十分です。
ダブりがあれば、1つに絞ることで、無駄買いせずに済みます。
例えば、シャツを5枚持っていて、
そのうち、2枚が同じ青色だった場合は、気に入った方を残して、もう片方を手放します。
役割が同じものを新たに買う場合は、古い方を手放します。
②本当に欲しいものか時間をおいて判断する。
お店などで、商品を見て欲しくなり、衝動買いしてしまうことがあると思います。
しかし、実際に買ってから、使うことがない場合がほとんどではないでしょうか?
何か物を買う時は、ショッピングサイトの欲しいものリストなどを活用して、
一定期間を置いてから買うのがおススメです。
もし2週間、1か月が経っても、まだ欲しいと思えるなら、買うべきでしょう。
本当に欲しいものと考えられます。
欲しいものリストに入れたことさえ忘れているものは、
不要な物だったということになります。
(大半は時間が経って、物欲がなくなることが多いです)
③既に所持している代用品がないか考える。
新しい物を買う時、代用品がないか考える方法もおススメです。
もし既に似たような物を持っているなら、古い物を手放す覚悟をしてから、
新しい物を買うようにします。
そうすると、既に所持している物を捨てるのが惜しくなって、
新しい物を買う気がなくなったり、買うのが先延ばしになったりします。
実際、私が新しい服が欲しくなったとき、今持っている服をもう少し使い古してから、
買い換えようという気持ちになりました。
最近は、今すぐ必要ではないものは、買うのを先延ばしにしよう、という考え方になり、
買い物の頻度や出費が抑えられるようになりました。
以前に浪費していた頃は、すぐに買わないと売り切れる、なくては困る、という漠然とした
不安から、買うことで安心感を得ていたのかもしれません。
おわりに
今回は、物欲のコントロール方法について解説しました。
物欲を抑えることは、簡単ではないため、これまでにお伝えした方法を少しずつ、
習慣として定着させていくことが重要です。
私自身、最初は家計簿に毎月の支出額をすべて書き出し、今月は〇〇円以内に抑える
といった目標を立てて、取り組んできました。
物欲を上手くコントロールして、豊かな生活を実現できることを願っています。
最後までお読み下さり、ありがとうございました。